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さよならメジロマックイーン

メジロマックイーン(牡馬19歳)が3日午後5時15分に心不全のため北海道浦河町の社台スタリオンステーション荻伏で死亡しました。
非常に残念でありショックでもあります。
一時代を築いた名馬たちとの別れは意外と早いものですねぇ。
当時は本当にガキンチョでしたけど。

ではメジロマックイーンについて少し・・・

メジロアサマ(1970年秋)、メジロティターン(1982年秋)、そしてメジロマックイーン(1991、1992春)と父子3代天皇賞制覇という偉業も達成。
まさにブラッドスポーツに相応しい馬だったと思います。
更に末脚が素晴らしかったメジロライアン、稀代の逃げ馬メジロパーマーと共に堅実なメジロマックイーンの3頭が同時期に活躍したのも印象深いです。
またタマモクロス、オグリキャップ、メジロマックイーンと続いた芦毛の名馬たち。
芦毛伝説と言われていた記憶もあります。
ちなみに名ステイヤーの名を欲しいままにしていたのですが、1991年の天皇賞秋では1着入選(進路妨害の為18位に降着)するなどスピードもあることを見せてくれたと思っています。

個人的にトウカイテイオーのファンなのですが1992年天皇賞春での対決が最も印象深いですね。
当時無敗のまま天皇賞春を迎えたトウカイテイオー(クラシック2冠)。
鞍上の岡部は「トウカイテイオーは地の果てまででも駆けられる」とマック陣営を挑発するかのようなコメントを残します。
一方メジロマックイーンの鞍上武豊は「こちらは天まででも駆けられる」と逆に挑発するかのようなコメントで対応しました。
結果はメジロマックイーンの勝利(レース後テイオーの骨折が判明)。
骨折が無くてもテイオーは負けていたでしょう。
それほど長距離のメジロマックイーンは強かった。

惜しむらくは父子4代天皇賞制覇を達成出来ないであろうということですね。
これも時代の流れなのでしょうか。
テイオーにはマックの分も頑張って欲しいものです。
by BLESS-MY-SOUL | 2006-04-04 02:00 | 時事
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